COFFEE SHOP 輪'z（リンズ）

ブログでも何度か紹介させて頂いている『魔法の一本針』の高尾清子先生ですが、宮崎日日新聞に連載された記事が本になりました。

先生との出会いは7年前、まだお店がオープンして間もなくの頃…。お客様とし店に来られました。何度かみえるようになり、いつもニットの素敵な洋服と帽子姿に思わず、「すごく可愛いですね〜。編まれたんですか？」 と聞いたのが始まりでした。その時はまだ『編み物のおばちゃん』 としか思っていなかったのですが…。ある時、私が東京に遊びに行きたいと先生に話すと東京にもアトリエがあるからうちにいらっしゃいと言って下さいました。後日部屋を開けて驚き感動したのを覚えています。部屋中が編み物で、中でも毛糸で作られた本物そっくりのお花には衝撃的でした！
障害者の方でも片手だけで編める一本針を発明し、盲目の方でも編める様に編み物の歌をカセット、CDにしてしまうなど、先生の発想には驚かされます。いつも明るく笑ってる顔しか見たことない先生に悩みはないんですか？と聞いてみると、悩んだってしょうがないでしょ。前に進むしかないから とおっしゃってました。なるほど前向き！たくさん悩んで苦労もされてる先生だからこそ今があるんでしょうね。他人の為に喜ぶ事が自分の幸せという先生。時に少女のように無邪気な面もあり、時に親のように厳しく助言もしてくれる。不思議な魅力をもった先生です。先生には残り糸でお花の作り方を教えていただきました。不器用な私が作れたときは嬉しく、先生も喜んでくれました。決して押し付けはしない、編み物はお遊びと思って楽しんですればいいのよ。。目からうろこでした。そっか、難しく考えるから出来ないんだ。。今でも日々努力、研究されていて頭が下がります。 そんな先生に出会えて私も人生得した気分ですね。


先生の編み物作品展示してます。本、CDも販売中です